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カラーと 10bit ​

カラーマネジメント ​

4 段のモデル:ソース → 入力変換 → ビュー変換 → 表示変換。各段は「カラー」ページで 1 枚のカードになり、出どころと処理内容を明記し、個別にバイパスできます。

  • ソース:コンテナ(colr / nclx、MKV Colour、EXR chromaticities、PNG cHRM / cICP、DPX ヘッダー、TIFF)とストリーム(H.264 / HEVC の SPS VUI、HDR10 SEI、AV1 sequence header)の primaries / transfer / matrix / range を、信頼度でラベル付けします:コンテナの宣言、ストリームの宣言、最初のフレームからの検出、推定。
  • 入力:YCbCr → RGB、レンジ展開、伝達関数のリニア化、色域マトリクス(Bradford の白色点適応を含む)。PQ / HLG から SDR へのトーンマッピングはマスターのピークに合わせてショルダーを付けます。
  • ビュー:露出、gamma、.cube LUT、OCIO(OCIO ライブラリーがある環境)、単一チャンネル。
  • 表示:表示エンコード、出力ディザリング、fp16 キャンバス。

設定の「カラーマネジメント」をオフにすると、入力はすべて BT.709 として素通しになり、生のコード値を見るのに使えます。

10bit 出力 ​

Windows のデスクトップは既定で各ウィンドウを 8bit で合成します。RE:FRAME には、より多くのビットをディスプレイへ届ける 3 つの経路があります:

状況方法
HDR デスクトップ(Windows の HDR がオン)設定 →「10bit 出力」を既定の「キャンバス」のままに。fp16 キャンバスが OS の FP16 合成を通り、そのまま 8bit を超えます
SDR ディスプレイだが Windows の「アプリの色を自動管理」(ACM。Apple Studio Display や、キャリブレーション profile が書き込まれたディスプレイ)がオン「10bit 出力」を「デスクトップ直通」に切り替えて再起動。起動時に DXGI で判断し、HDR モードのディスプレイがあれば手を出しません
それ以外の SDR ディスプレイデスクトップ合成の制限により、メインウィンドウは 8bit のみ。「10bit 出力ウィンドウ」を使います:設定でディスプレイを選ぶか Shift+F を押すと、そのディスプレイに全画面で直接出力され、Esc で閉じます。操作画面はもう一方の画面に残ります

「デスクトップ直通」は DirectComposition で合成されるため、フレームの送出がメインディスプレイのリフレッシュレートに従います。メインディスプレイが 60 Hz だと、ウィンドウが 120 Hz のディスプレイ上にあっても、120 fps の素材は 60〜80 fps 程度でしか再生されません。HDR デスクトップではオンにせず(「キャンバス」で既に 8bit を超えます)、高フレームレートの素材を見るときも「キャンバス」に戻してください。

「出力ディザリング」は 8bit の段で ±0.5 LSB のノイズを加えてバンディングを隠すものです。10bit を検証するときは先にオフにしてください。

本当に 10bit が届いているかの確認 ​

設定 → 10bit 出力ウィンドウ → 診断:

  • グラデーションテスト:グレー 0.50 → 0.52 のグラデーション。8bit 出力では 5 本の縦帯になり、10bit 以上なら段差のない滑らかな表示になります。
  • 8/10bit 比較パターン:上半分をわざと 8bit に丸め、下半分は 10bit のまま。10bit で出力している画面で見て、下半分が明らかに滑らかなら 10bit が届いています。両方同じなら、経路のどこかで 8bit に丸められています。
設定:10bit 出力ウィンドウと診断
設定:10bit 出力ウィンドウと診断
2 つ目の画面へ直接出力する 10bit 出力ウィンドウ
2 つ目の画面へ直接出力する 10bit 出力ウィンドウ
8/10bit 比較パターン(ディスプレイをカメラで撮影)
8/10bit 比較パターン(ディスプレイをカメラで撮影)

映像の周囲と厳密レビュー ​

設定 → 表示:映像の周囲はテーマ色 / 黒 / 18% グレー / 白 / チェッカーから選べます。「厳密レビューモード」は環境を黒にして UI を無彩色にし、色を見るときにオレンジの再生ヘッドや色付きの状態表示が目に入らないようにします。